意外と海外セレブの影響力って少ない!?

今回2016年のアメリカ大統領選は、海外セレブ達の影響力のなさが露呈した出来事でもあったと思います。海外セレブというのは、いわゆるハリウッドスターや世界的に有名な歌手など、主にアメリカTV界で活躍している大金持ちのことをここでは指してます。

セレブ達の発言はアメリカ国内のみならず世界中に影響力があり、彼ら彼女らが何かを言うたびにメディアに取り上げられるのはご存知の通り。そしてメディアを見たファンはもちろん、ファン以外の人にも絶大な影響力を持っている海外セレブですが、今回の大統領選では意外にも大した影響力がないのでは?ということを世間に知らせてしまったのです。


多くのセレブがヒラリー・クリントン氏を支持!

今回の大統領選は共和党ドナルド・トランプ氏と民主党ヒラリー・クリントン氏の一騎打ちになりました。勝利したのはトランプ氏ですが、直前までクリントン氏が優勢という見方が大きかったのは間違いありません。

そもそもこの「クリントン氏優勢」という分析結果が間違っていたのですが、今回の大統領選は新聞社のほとんどがクリントン氏を支持。そして、TV放送局もほとんどがクリントン氏を支持していました。

選挙を終えて、クリントン氏が選挙人を獲得できた地域は主にアメリカ東海岸と西海岸の地域で、割と移民が多く存在していて多国籍企業があり、さらに世界を相手に仕事をしている人達が多く住む地域であります。つまり、それなりに収入のある人達が住む地域です。

大学出身のほとんどはクリントン氏に投票するなんて言われていましたが、いざ蓋を開けてみると意外にも大学を出ている優秀な人もトランプ氏に入れているということがわかりました。

そして、ここからが本題です!

先ほど紹介した海外セレブ達はどちらの候補を応援していたのかと言うと、その多くはクリントン氏を応援していました。実際にクリントン氏の選挙応援に参加したり、SNS等でクリントン氏支持を公表していたことは多くの人も知っているかと思います。

そんな海外セレブのなかには、「もしトランプ氏が大統領になったら、他の国へ移住する!」なんて言っていた人もいます。多くの海外セレブが人種差別的発言をするトランプ氏に嫌悪感を示しており、それ故クリントン氏を支持している人が多数だったのです。

自分は普段、海外ドラマなどに出演している俳優や女優のSNSをチェックしているのですが、やっぱりトランプ氏に対して批判的でクリントン氏に投票する旨を投稿していた人のほうが圧倒的に多かったですね。(と言うか、自分がチェックしているなかでトランプ氏を支持している人はいなかったです)

もちろん、トランプ氏支持を公表している海外セレブもいましたが、メディアはそのようなことは放送せずに、一方的にあたかも海外セレブのほぼ全員がクリントン氏を支持しているかのように放送していました。

少なくとも、レディー・ガガやケイティ・ペリーがクリントン氏を支持しているのは知ってるかと思いますが、トランプ氏を支持していた海外セレブの名前を知っている人はどれだけいるのでしょうか?恐らくほとんどいないと思います。

今回の選挙では圧倒的に海外セレブはクリントン氏を支持しており、それは彼ら彼女らがとても裕福で経済的に余裕があり、人種差別などを無くそうという信念からの行動でありました。

 

意外にも海外セレブの影響力がなかった!

個人的にはとても驚いたのですが、影響力が絶大だと思われる海外セレブですけど、今回の選挙を通じて意外にも影響力がそこまでないのではないかと思わされました。

あれだけ人気で有名な海外セレブがSNS上でクリントン氏への支持を表明し、投票を呼びかけていたにも関わらず、結果的にアメリカ国民はトランプ氏を大統領として選んだのです。(実際の投票数だけで見ればクリントン氏の方が多いですが、それでも大体半々くらい)

普段は絶大な影響を与えている新聞社やテレビ局、海外セレブが皆そろってクリントン氏を支持したにも関わらず、この結果になってしまったのは一体どういう事なのでしょうか?

おそらく本人達が一番不思議に思ってると思います。「あれ?」って。

女性ラッパーのアジーリア・バンクス(トランプ氏支持)は、トランプ氏の勝利が確実になると、選挙応援などに駆けつけたりしてクリントン氏を支持していたレディー・ガガやケイティ・ペリーに対して、

「ケイティとガガがバックステージで泣いてたって。彼女たちの前で思いっきり笑ってやりたいわ。ああいうセレブ達はくだらないセレブ力でみんなを動かせると思ってたんだろうけど、アメリカ人がそんなに馬鹿じゃないことが証明されたわね」

と自身のFacebookに投稿しています。

今回の選挙戦は本当に彼女の言う通りで、自分たちの影響力でどうにかクリントン氏に票を入れるように国民に向かって発信していたけれど、結局国民はそのようなことに影響を受けることなく(影響を受けた人もいたと思いますが)、自身で考え投票したと思われます。

あれだけメディアで彼女らが呼びかけていたにも関わらず、この結果は正直意外でしたね。私がチェックしている俳優や女優も皆そろって同じように呼びかけていたわけですから、本当にびっくりとしか言いようがありません。

 

日本だったらどうか?

これがもし日本だったら一体どうなっていたでしょうか??

日本ではどんなに売れていて人気があったとしても、俳優や女優、歌手は決して政治的な発言はしませんし、勝手にしたら芸能界から干されてしまいますから、そもそもそんな事はしません。

もし日本のアイドル、嵐やAKB48が日本の選挙で特定の人に投票を呼びかけたらどうなるのでしょうか?個人的にはそれらのファンは間違いなくその影響を受けると思います。特にアイドルはファンに対しての影響力が結構あると思いますので、その通りに票を入れてしまうのではないでしょうか?

日本人って結構そういうことあると思います。

あ、この人が入れるから私も入れよう!みたいな。

 

一方、今回のレディー・ガガやケイティ・ペリーのように日本を代表する歌姫が同じようなことをやったらどうでしょう?

日本で言うと、浜崎あゆみとか宇多田ヒカルとか安室奈美恵とかですかね。

彼女らが選挙の時にある特定の人への投票をそろって呼びかけていたら、果たして日本国民はその人に投票するのでしょうか?

いや、そうやって考えてみると、意外とその通り投票しないかもしれないですね。

浜崎あゆみとか宇多田ヒカルとか安室奈美恵が投票を呼びかけても、多分多くの人は「お前何してんだよ!」とか「音楽に政治を持ち込むな!」とか言ってあまり選挙結果には影響しなさそうですね。

心のなかで「お前、選挙に関係ねぇーだろ!」とか思って、多くの国民にはおそらく彼女らの言葉は響かないでしょう。

そう考えると、今回アメリカ国民がレディー・ガガら海外セレブの影響を受けなかったのも納得できますね。「歌手が大統領選に何の関係が?」とか冷静に思っていたんですかね。。。

 

実は大した影響力はない

結果として海外セレブの選挙への影響力は大してないことがわかりましたね。確かに冷静に考えてみれば、有名人が支持しているからと言って、その支持している人に投票はしないですよね。

特に選挙なんて自分の生活に関わってくるものですから、いくらセレブが投票を呼びかけてたって、「だってあんたらはお金持ちでしょ!」で終わってしまいますよね。

ということで、世界的に有名で影響力がある海外セレブが投票を呼びかけ、それをテレビ局などが一斉に報じたとしても、実は国民はそれを冷静に見ていて最終的には自分の意思で投票するんだなーと思いました。国民は馬鹿じゃないと。海外セレブに騙されないと。