神奈川の秘境「ユーシン渓谷」のユーシンブルー

神奈川県の秘境とも呼べるユーシン渓谷

丹沢山地の奥深くに位置していて、歩いてしか行けないので、行くのに一苦労!

少し前の調査によると、丹沢山地に生息している熊の数はおおよそ30頭前後らしく、もちろんここユーシン渓谷にはよく熊が出没するんです。それ故、ユーシン渓谷へ向かう道中には「熊に注意」という脅し文句を何度か目にします

近年、SNSから話題になり旅行キュレーションサイトでも取り上げられるようになってその存在が知れ渡るようになったユーシン渓谷には、「ユーシンブルー」なるものがあります。

この「ユーシンブルー」目当てに最近は多くの人が訪れるようになった訳ですけど、一体この「ユーシンブルー」とは何なのでしょうか??


ユーシン渓谷

旅行キューレーションサイトには「ユーシン渓谷は都内から1時間半で行ける秘境です!」みたいなことが書かれていますけど、実はここ、そこまで気軽に行ける場所でもないんですよ。

車でなら割と気軽に行けるかもしれませんけど、交通機関で行くとなるとなかなか面倒臭い。

 

行き方

小田急線の新松田駅から「西丹沢自然教室行き」のバスに乗り、30〜45分ほど揺られて「玄倉」バス停で降ります。そこから徒歩で1時間40分ほどでユーシン渓谷のメインとも言える「ユーシンブルー」が見えるスポットに到着。

他にも、御殿場線の松田駅から「谷峨」駅まで電車で向かい、そこからバスに乗って「玄倉」バス停を目指す方法もあり、帰りはバスの時間によってはこの方法を使ったほうが早く帰れる場合があります。

 

バスの時刻表

富士急湘南バス(新松田〜西丹沢自然教室)

春・秋(平日・土休日)平成28年3月12日〜7月20日 / 9月1日〜12月4日

夏(平日・土休日)平成28年7月21日〜8月31日

冬(平日・土休日)平成28年12月5日〜平成29年3月10日

 

運賃

「新松田」駅から「玄倉」バス停までの運賃は片道900円になります。往復だと1,800円です。

 

このユーシンブルーを見に行くのに、バス代だけで往復1,800円で時間は結構かかります。

まず、バスの本数が限りなく少なくて一本逃すと数時間待つ羽目になってしまうので、しっかり計画していく必要があるんです!

そもそもユーシン渓谷は丹沢湖畔玄倉から玄倉川沿いに約7km(ユーシンロッジまで)の道のりを歩けるハイキングコースになっており、その途中のダム付近でユーシンブルーと呼ばれるものを見ることができます。

もしユーシンブルーを見るだけなら「玄倉」バス停から歩いて1時間半(往復3時間)くらい。ハイキングコースの最終地点であるユーシンロッジまで行くなら大体3時間半(往復7時間)くらいかかります。

登山道ではないので急な坂道はなく、行きはなだらかな道をずっと歩いていく感じで、帰りは若干下っていくのでテンポ良く歩くことができます。

ちなみに、距離的には最終地点まで往復して大体18.7kmくらいです!

以下は大体の目安ですけど、多分ほとんどの人はこれよりも早いですね。

 

参考サイト:ユーシン渓谷ハイキングコース

 

これがお目当て!「ユーシンブルー」

ユーシン渓谷を訪れる人の最大の目的は、このユーシンブルーを見ることです!

ユーシンブルーとは写真の通り、川の水が限りなくブルーに見える神秘的な光景です。

何故こんなにブルーに見えるのか、どうやら詳細は不明らしいのですが(水の中に含まれている成分が関係してブルーになる説がある)、とにかく他では見ることができない青さですね。

もともと、丹沢山地に流れている川の水はとても綺麗で、ここユーシン渓谷は最上流部でもあるので、水はとにかく透き通ってます!普通ならいくら綺麗だったとして、薄っすら青くなってる程度でここまで青くなることはありません。

このユーシンブルーが見れるのはダムの水が溜まっている所なので、綺麗な水がたくさん溜まると、ここまで青くなるということなのでしょうか?

明らかに水の溜まり具合は関係していて、実際にここを訪れた時に行きと帰りでは青さが全然違ったのです。行きはダムの水が結構溜まっていたので、このようにかなり青く見えたのですが、帰りはダムの水が半分以下になっていて、行きよりかはブルーではありませんでした。

なので、間違いなく青く見えるのは水の量も関係していると思います。

と言うことで、ここを訪れるならダムの水がたくさん溜まっている時に行った方がより青く綺麗に見ることができます。さすがにダムを管理している訳ではないので、いつまで溜めていて、いつ頃放流するのかは分かりませんが、自分が見た時(午前10時頃)は水位があって青々してましたね。

でも、帰りの午後13時頃には水位が下がっていて、そこまで青くありませんでした。

よって、絶対とは言い切れませが、ユーシンブルーを見に行くなら午前中(早い方が良いかも!)には辿り着くようにすると綺麗なユーシンブルーを見ることができる可能性が高いと思います。

 

必需品!

ここユーシン渓谷へ行くにはある物を持っていく必要があります!

それはヘッドライトですね。

ユーシン渓谷のハイキングコースにはいくつかのトンネルがあるんですけど、ユーシンブルーが見れる玄倉ダムの手前に新靑崩隧道(しんあおざれずいどう)というトンネルがあります。

このトンネル、実はビックリするくらい暗いんです!

トンネル自体は新しくて比較的大きいんですけど、中でカーブしていてそこそこ長さがあるので、途中から光が全く入ってこないのです!本当に真っ暗でライトがないと歩けません。

ヘッドライトなど少し強めのライトを持っていくと安心で、スマホのライトだとなかなか光が弱いので足元程度しか照らせませんので注意。

なので、ヘッドライトを忘れないようにしましょう!

 

一応、熊対策も!

最初にも紹介したように、ユーシン渓谷は山奥なので熊が普通に出没してもおかしくありません。

コースの途中には「熊注意」の張り紙がいくつかありますし、過去に目撃した人もいます。

そして、最近は日本全国で熊の目撃情報は多発していますし、昨年は豊作だったことから熊の個体数が増えている可能性もありますので、気を付ける必要がありますね。

ですので、をカバンなどに付けて鳴らしながら歩くと良いと思います。

 

そして、持っているとかなり安心なアイテムが熊撃退スプレーです!

基本的に丹沢にいるツキノワグマは草食で、向こうから襲ってくることは少ないのですが、秋田では人を食べる熊も出てきていたりするので、万が一のために持っておくのは良いと思います。

 

熊撃退スプレーと同時に必要なのが、スプレーを収納するホルスターです!「いざっ!」と言うときにすぐ取り出せるように腰に付けておかなければなりません。

ですので、購入にはスプレーとのセットがおすすめです!

 

ちなみに、熊撃退スプレーは注意して使う必要があるので、事前に一度山奥などで試しに噴射しておくことをおすすめします!どのように噴射されて、どんな危険があるのかもしっかり理解しておきましょう!

熊撃退スプレーを浴びてみたらヤバかった

 

最後に

ここユーシン渓谷のユーシンブルーは本当に見る価値はあると思います!

さすがにあそこまで濃いブルーは見たことがありませんし、他でもなかなか見れないですよ。

一応、神奈川県ですけど、交通は不便ですし歩いてしか行けないので秘境感たっぷりで、まだ「観光地」化していないので行くならまだ人が少ない今がチャンスですよ!